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育毛をしようとする場合、必ずしも育毛剤が必要になるとは限りません。
育毛剤を使用しても単に無駄になる場合もありますし、それどころか育毛剤の選択を誤れば、逆効果の場合だってあり得ます。
育毛をされる方は、大きく分けて以下の3パターンに分かれます。
A.現在はまだ抜毛もなく、薄毛でもなく、ただ将来の予防のために育毛をされるという方
B.最近抜毛がひどくて心配だという方、薄毛化が始まっているという方
C.既にハゲてしまっているという状態の方
A.現在はまだ抜毛もなく、薄毛でもなく、ただ将来の予防のために育毛をされるという方
この中で一番気をつけなければいけないのは、実は「A」の方なんです。
しなくても良い育毛をしたせいで抜毛が始まった、という方は決して少なくありません。
まったく髪の不安がなくフサフサしているにも関わらず、膨大なCMや広告などを目にするうちに、将来の予防のためにと『育毛剤』や『育毛トニック』などに手を出される方は少なくありません。しかし、そこから地獄の日々が始まった、という方は数多くいらっしゃるんです。
世の中の大半の育毛剤や育毛トニックと言われるものが、実はどれほど肌に良くないものか、どれほど本当の育毛メカニズムを無視したものか、という事は後のページで詳しく解説いたします。
一番の問題なのは、「皮膚」は体の様々な器官の中でも非常に優れた自己回復力を持つ器官だということです。
様々なウイルスや雑菌、気温や湿度変化などから体内のあらゆる器官を守るため、それらを包む皮膚というのは、多少の問題が生じても全力で原状回復に努めます。それはもう本当に健気に頑張るわけです。
しかしそのせいで、非常に頭皮に悪い育毛剤を使用していても、皮膚は自己回復力を全力で働かせて健常な状態を保とう(あるいは回復しよう)と努めます。
皮肉な話ですが、皮膚が一生懸命に頑張るせいで、皮膚に悪い育毛剤であってもすぐには肌荒れなどの症状が現れないことが珍しくはないのです。そうすると、その悪影響を自覚できないままに育毛剤の使用を続け、
見えない部分で深〜く深くダメージを蓄積し続けてしまうことになるわけです。
だからこそ、気付いた時にはもう、ちょっとやそっとでは回復できない状態になっているのです。
Aの方であれば、基本的には育毛剤は要りません。将来の予防のためであれば、正しい洗髪剤を利用し、正しい髪の洗い方を実践するだけで充分です
B.最近抜毛がひどくて心配だという方、薄毛化が始まっているという方
Aの方とは逆に、一番微妙なのが実はこのBの方なんです。「(^〜^;)
一口に抜け毛と言っても、実際に頭皮が荒れてのものもあれば、極度のストレスによるものであったり、薬剤系の育毛剤使用によるリバウンドであったり
と、様々なケースが考えられます。
そのため、このタイプの方におすすめする育毛方法は二パターンに分かれます。
○ B−1 抜毛がまだそう極端ではなく、薄毛化もあまり進行していない方
このケースの方の場合には、育毛剤は最初から無条件には必要とはなりません。
まずは当サイトで解説している、正しい洗髪剤選びと正しい
洗髪法を参考に、それらの見直しを行って下さい。現在合成シャンプーを使用している場合には、すぐにその使用をおやめ下さい。そうして正しい洗髪剤と正しい洗髪法に切り替えた上で、まずはとりあえず三ヶ月程度様子をみてみましょう。
それでも何一つとして状態が変わらないようであれば、その時点で育毛剤の使用を考えてみて下さい。
○ B−2 抜毛が極端にひどい、あるいは薄毛化が既に進行している方
あまりに抜毛が極端であったり頭皮の状態が著しく悪い場合には、まずはきちんとした病院に足を運んで下さい。極端な抜毛は何らかの病気が進んでいて、体がSOS信号を発しているというケースも考えられます。頭皮に関しては素直に皮膚科のお医者さんに診察をしてもらって下さい。
その上での育毛をという場合には、きちんと毛根に栄養を行き渡らせるために体のバランスを整える事と、頭皮の状態を整える事を考えての育毛剤選びをして下さい。
なおこの場合も、正しい洗髪剤選びと正しい髪の洗い方を参考に、必ずそれらの見直しも行って下さい。
C.既にハゲてしまっているという状態の方
この状態まで進んでしまっている場合、洗髪だけで状態が変わるというケースはごくごくまれにしかありません。洗髪剤と育毛剤はまったくその働きと用途が別物です。
例えばですが、何年も放置した農地をあらためて使用しようとする場合には、非常に手間がかかります。土を掘り返し、場合によっては土の入れ替えを行ったり、堆肥などを埋め込んだりといった手間を何年もかけて、ようやく「生きた土」が蘇るのです。
頭皮も同じです。髪のなくなった頭皮は皮膚が厚くなりますし、直射日光などにさらされるケースも増えます。毛穴がつぶれてなくなっている場合だってあります。それらを何とかしようとするのなら、どうしても正しい洗髪剤と育毛剤の併用が必要となります。
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